知ってる?
本当に知ってるの?
え、ホントに!?
『え、ホントに!?』
自分が思いもしなかった出来事が
突然ふってくる
ありますよね
それを面倒と思いますか?
新しい経験のチャンスと思いますか?
イベントは突然に
娘がきつく締められたビニール袋を持ってきた
何が入ってるかを聞く
なんと、カブトムシの幼虫を4匹もらってきた
袋はきつく締められている
呼吸が出来なくて死んじゃう
私はそう思って急いで袋をやぶった
見ると中におがくずがつまった紙コップがあった
おがくずがこぼれないようにご丁寧にラップで厳重に密封されていた
大丈夫なのか!?
自分が何も知らないを知る
幼虫はもぞもぞと動いていた
ホッとひと安心
さて、次はどうすれば良いのか?
自分の子供時代、おがくずに入れられて手元にきた
そのままにしていたら死んでしまった
そんな記憶がよみがえる
このままではダメだ!
現代の利器
さっそくGoogle先生の出番です
『カブトムシ 幼虫 飼育』
すると情報がこれでもかと手に入れられます
初心者向けの方法をチェック
- カブトムシ幼虫マット
- ペットボトル飼育
- 水分の管理とチェック
- 幼虫が地面に上がってきたら
よし、知識は完璧だ!
その時はそう思いました
浅い知識の落とし穴
幼虫マットを探しに方々の店に足を運ぶ
冬場は昆虫飼育のシーズンではありません
どこにもおいてありません
となると
ネット通販しかありません
届くのに4日かかると判明
この狭い紙コップで大丈夫なのか?
次の日
幼虫が一匹外へ出てきてしまった
内部環境が悪いのだろうと思う
紙コップの土に触る
内部が砂の様にサラッサラに乾燥していた
き、霧吹きだ!
それから朝と帰宅した時に霧吹きをするのが日課になった
知識があっても実際に行動すると
やっと幼虫のすみか兼エサのカブトムシ幼虫マットが届きました
ネットで説明を見る
- 底はガチガチに固めるぐらい押し込む
- 予定の深さの半分までは少し押しながら詰める
- 幼虫を入れてその上はふんわりとかぶせる
- 水は手で握るとボールになるぐらい湿らす。でも握って水が滴ったら多すぎ
よし、知識は完璧だ!
そして娘と一緒にベランダで計画通りに・・・
もう皆さんお分かりですね
初めて触る幼虫マット
計画通りのはずもありません
4匹のはずが3匹しか紙コップにはいなかったです
玄関に落ちてるのではと探すもいない
最初から3匹だったと信じるしかない
アタフタと手探りで作業を終えました
果たして正解なのか?
この判断もつかないって問題ですよね
知ってるの落とし穴
今も毎日ケースをのぞいています
幼虫が苦しくて土の上に出てくるのではないかと
すでに中で死んでいるのではないかとも心配しています
ネットの情報だと気温が上がってくるとコバエが発生するとのことも
未知の手探りで経験が積み重ねられていきます
「知ってるって?
本当に知ってるの?
ちょっと見ただけでも『知ってる』って言うよね
十分な経験を積んで深く理解している時も『知ってる』って言うよね
まず自分がどこまで『知ってるか』を『知ること』が大事なんだよ。」
こんな禅問答のようなやり取りを昔にしたことを思い出しました
まだ道の途中ですが、春にカブトムシの成虫に会えることを願ってやみません
最後までお読みいただきありがとうございます
こころが変われば世界が変わる
人生のこの瞬間に感謝を
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