やりたい気持ちの背中を押す方法

スポーツ

結果を出すために時間がない

そう思ったならどちらかを捨てないとダメなの?

両方えらんだほうが人生楽しいんじゃない?

人生は選択のチャンスばかり

あなたは日々の中で新たなスタートアップのチャンスにぶつかりませんか?

別に大きな人生の転換点ってほどでもありません

youtubeでたまたま素敵なピアノの演奏を観た

友人のテニスの話を聞いて自分もちょっと興味あるな

そこで一歩を踏み出そうとする時に頭に浮かんで邪魔をする気持ちが

「はじめたとしても時間がないな。」

今ある世界もじゅうぶん楽しい

浩司は仕事はほどほど、学生時代から続けていたテニスのほうが楽しいという生活

趣味と言っても、年齢別のカテゴリーの大会で全国の予選を飛び回り

年間の予選ポイント累計で全日本の大会に出る実力者だった

新しい世界に触れて

浩司はスポーツジムでトレーニングも行っていた

テニスのための背中の筋肉の強化

バランスを保つためのコアトレーニング

テニスで不足を感じたことを補っていた

そんな浩司はいつも気になってる事があった

ジムの一角から響くサンドバッグをたたく音

そしてそれ以上にそれに打ち込む人たちの闘争心に満ちた目

軽い気持ちの入り口から本気に

最初は軽い気持ちだった

バランス、背筋、瞬発力と持久力の両立、闘争心

打ち込んでみてわかった

全部テニスに通じる

長年テニスをするために鍛えた体はそのままキックボクシングにも役に立った

気づけばキックボクシングのジムで出入りしていた

そしてジム仲間の試合を見る機会に恵まれた

テレビで見るタイトルマッチ以上に興奮した

自分もリングに立ちたいと本気で思った

時間がない

テニスコーチは言った

「これ以上予選のポイントを累積出来ないと全国は無理だ。」

ボクシングジムのトレーナーが言った

「浩司、すごいな。たった半年で試合に出る条件はクリアしてる。

ただ試合をするなら頭が真っ白でも無意識で動く体を作らないと無理だぞ。」

どちらかの選択を迫られた

浩司はそれでものんびりしていた

両方を選んだ結果

浩司はそれぞれのテニスコーチ、キックボクサートレーナーの下で全力で練習に取り組んだ

不思議な気持ちになった

テニスが昔より好きになった

またキックボクシングの恐怖心が生きてる実感をくれた

結局、その年、彼はテニスの予選の出場数が足りずにポイント不足で全国大会に出れなかった

キックボクシングの試合もまだ会長、トレーナーの許可はおりていない

人が見たらどっちつかずの残念な結果

でも浩司は充実した1年を過ごしたと拳を握る

結果を出すために時間がない

そう思ったならどちらかを捨てないといけない?

両方えらんだほうが人生楽しいんじゃない?

 

最後までお読みいただきありがとうございます

こころが変われば世界が変わる

人生のこの瞬間に感謝を

 

 

「このストーリーはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。」

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