鍼灸師を目指すあなたへ

鍼灸師とは
Acupuncture puppets and traditional Chinese medicine are on the table

数多くの職業があります

その中で『医療従事者』と呼ばれる職業は20数種類ほど

では、鍼灸師とはどんな職業なのでしょうか?

『鍼灸師』を目指すあなたへ

私は鍼灸師の家に生まれて10歳から、

鍼灸院で仕事の手伝いをしてきました

そして、はや40年以上が過ぎました

その間に多くの患者さん、

多くの鍼灸師の先生たちを見てきました

私の目線の中で『鍼灸師』とは何か?

いろいろと多くの発見や経験がありました

その『ヒトコト』をお伝えしたします

患者さんにとっての『医療従事者』

医療従事者 - Wikipedia
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典より

医療に関する職業は多岐にわたります

これら医療を仕事にしている人を『医療従事者』と呼びます

人が『手で』人のために知識と技術を最大限奉仕する職業

かなりザックリした説明ですが

こんな印象を持ってもらえばと思います

 

この中でも大きく二つに分ける事が出来ます

  1. 国家資格を必要とするもの
  2. 国家資格がないもの

鍼灸師はもちろん国家試験があり合格する必要があります

ただ、患者さんにとっては望むケアをしてくれる人が必要な人です

別に免許が体を直してくれるわけではありませんから

『医療従事者の分類』での鍼灸師

『医療従事者』をカテゴリーで分けると

  1. 医師、看護師等病院関連に従事する職業
  2. 歯科医師関連
  3. 鍼灸、あんま・マッサージ、柔道整復師等の『医療類似行為者』

こういった分類を良く見ると思います

ですが、『鍼灸師』を職業と考えるなら違う視点で考える事をお勧めします

 

それは

『独立開業』出来るか出来ないかです

自分が船長になって医療という分野の大きな荒波に自分の身一つで飛び込む覚悟があるかです

独立開業出来る国家資格

具体的に国家資格で独立開業出来る『医療従事者』をまとめます

  1. 医師
  2. 歯科医師
  3. 薬剤師
  4. 柔道整復師
  5. 鍼灸師
  6. あんま・マッサージ師

他にも『助産師』、『理学療法士』がありますが

助産師はやはり産婦人科医との綿密な連携は不可欠です

理学療法士が独立して『トレーナー』として活躍しています

ですが、本来持つ国家資格が求める内容からは少し離れています

どうです、『医療従事者』が一国一城の主になれる資格はたったのこれだけなのです

保険診療か自由診療か

独立開業出来る医療従事者の分野の中で『主たる収入』が大きく違っています

それは

  1. 『保険診療収入』
    • 医療保険制度を利用することで一般的に『国7割負担』『患者さん3割負担』の折半で計上
  2. 『自由診療報酬』
    • 100%『患者さん負担』で支払われる収入

『鍼灸師』『あんま・マッサージ師』は、自由診療で施術をする先生がほとんどではないでしょうか

保険診療のメリットデメリット

患者さんとしては負担する料金は安い方が良いに決まっています

国が大きく払ってくれる保険診療はとてもありがたい素晴らしい制度です

これで国民の多くが病院で高度な先進医療を受ける事が出来ます

 

鍼灸施術も保険を扱う事はもちろん可能です

ですが、ほとんどの開業した『鍼灸師』は『自由診療』で施術を行っています

なぜでしょうか?

それは

鍼灸施術は『東洋医学』がルーツにあるからです

東洋医学としての『鍼灸施術』

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東洋医学は『全体のバランス』をとても重視します

症状があるとそれを『悪い』とは考えません

もっと大きな『原因』があって、

その『原因』が理由でツライ『症状』が出現する

そう考えます

 

ところが

この考え方は『保険診療』では通用しません

保険医療は悪いところに適切な医療や施術を行う事を目的としています

『原因』という拡大解釈で施術範囲が広がっては際限がないからです

自由診療を選択する

『自由診療』であるなら、施術の選択はすべて自由です

ツライ症状だけでなくその『原因』を発見したらそれに対処することももちろん可能です

まさに文字通り

『自由』

を得る事が出来ます

 

患者さんを元気にしたい

全力で出来る事を最大限患者さんのために

そう思うならば、鍼灸施術の『自由診療』は最高の選択となります

 

最後までお読みいただきありがとうございます

こころが変われば世界が変わる

人生のこの瞬間に感謝を

 

今後も自分が鍼灸に40年以上かかわって得た知見を

皆様にご報告できればと思っております

今後ともよろしくお願いします

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