トレーニングで痛めてしまった
その日は大丈夫だったのに
次の日は痛くて腕を上げられない
突然のアクシデントからの痛み
ある時、突然のアクシデントで体を痛めてしまった
そんな時に、皆さんはどうしますか?
ヴィヴィール鍼灸院は患者さんに、いつもこう伝えています
「何かあったら何でもいいです! 私に聞いて下さい。」
最初の処置で治るスピードは大きく変わります
初動は本当に大事です
すべてがほっておいても治るわけではないのです
急性症状の応急処置
以前に骨折でも鍼灸施術で出来る事を紹介させていただきました
今回はトレーニングで懸垂をしていた
そして、ある瞬間から強い痛みが肩に生じた
動いた時にある角度にすると、すごい痛みがある
こういった時は、肩の中で『キズ』が出来てる可能性が高いです
最初に大事なことは、安静と冷やすこと
目的は中のキズや出血が、
これ以上ひどくならないように管理する
そして、早期に病院での検査を行い、
『今、何が体で起こっているのかを正確に知る』ことがとても重要です
2日目の朝の状態チェック
懸垂で痛めた肩
次の日にどうなっているかでその後の処置が変わってきます
- 前日より楽になっている
- 内部にキズや出血がなかった。もしくはあっても小さかった
- 安静を基本に早期にストレッチを加えることも考える
- 前日より悪化している
- 炎症や中でケガがある証拠
- 特に内部にキズがあり、それを使うときや重みがかかるときに大きな痛みが出る
この場合の問題はもちろん後者のパターンです
正確に現状を把握してベストの選択を
『前日より改善している』
安心しますが、過信は禁物です
少なくとも72時間は安静と経過観察を患者さんにお願いします
2日目は痛めた患部に直接ハリを使う事はまれです
疲労物質が流れやすい環境を整える事が良い結果につながる事が多いです
『前日より痛みが悪化している』
このケースは治療施術に細心の注意が必要です
まずは、正確に何が起こっているかの把握が重要です
トレーニングで痛めた時に、
動けないケースでよくあるのは
- 肩の筋肉の炎症
- 筋肉が耐えられる以上の力が働いて腫れてしまった。炎症で熱を持っているケース
- 肩の筋肉の損傷
- 筋肉が耐えられる以上の力が働いて筋肉や筋膜にキズが出来て出血している
- 肩の結合組織の問題
- 肩を吊り上げる靭帯などの炎症や損傷があるケース
- 腱板損傷等の重症事例も
- 肩の脱臼
- 関節があるべき位置からずれてしまっている
- 骨折
- 肩の骨や鎖骨が骨折している
ここから分かるように、まずは正確な診断は欠かせません
もし、ヴィヴィール鍼灸院に検査前に来院したのならば、
鎮痛と消炎に努めた施術を行います
そして、速やかに整形外科での精密検査で、
肩に何が起こっているかを正確に把握する
これがとても重要になります
肩急性症状へのヴィヴィール鍼灸院の治療施術
出血をともなうキズに鍼を直接打って良い事は何もないです
しいて言えば、『痛みを持って痛みを消す』という、
古典的なハリ麻酔の効果を狙った施術でしょうか
それはよほどの事です
ヴィヴィール鍼灸院での内部の炎症、損傷へのアプローチは
- 消炎
- 冷やしながら、痛みをかばって強く緊張している周囲の筋肉を和らげます
- 鎮痛
- 痛みが全身の無用な筋肉の硬直を作ります。これをリラックスさせることは回復を早めます
- 痛みの響くポイントが、キズと無関係なら、『トリガーポイント』として強めの鍼で麻酔効果を狙います
- 血流からの回復のサポート
- キズが回復するためには壊れた細胞が分解されて、血液の流れに乗って掃除される
- 同時に新しい細胞の材料が患部に送られるのを促す
- キズへの血液の流れはもちろんの事、両足への血液の流れも重視。全身の1/3の血液のつまった両足の血液の流れはとても大事です
- 内臓の働きからの回復サポート
- 疲労物質や壊れた細胞の処置には腎臓、肝臓の働きは不可欠です。また、肝臓は細胞の材料生成にも大事な働きをしています
- 逐次経過観察
- 日々の変化を注意深くみて施術を考えます
- 安静で動かなすぎも回復を遅くします。出来る事を探して早期にトレーニングがまた出来る環境を考えます
キズが治るのは本人の自然治癒力です
これが最大限発揮できる環境を作る事は、
ヴィヴィール鍼灸院は最も得意とすることです
ただの安静では痛みが消えた時には体力は大幅に低下しています
1日でも早く、
ご本人のしたいことを実現できるように全力でサポートします
最後までお読みいただきありがとうございます
こころが変われば世界が変わる
人生のこの瞬間に感謝を
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